議長選挙の裏話
新しく選ばれた議員による第1回議会が開かれて、議長、副議長、と各常任委員長が決まった。
最初は4人(高橋、石田尾、大角、榎)が名乗りを上げたようだが、結果的には二人の戦いになったようである。
真邉 真紀、渡辺 千護の二人は
選挙期間中に多くの有権者から「何故、町長を擁護したのか?」と聞かれ、議会の改革の必要性を感じたことから、議会改革に取り組むことを約束した候補者である高橋義友候補を推すことに決めた。
(今頃気付くようでは遅い)
しかし石田尾候補が先行していてその牙城はなかなかに崩れそうもなかったが二人の昼夜を問わない努力の結果ここまでこぎつけた。
石田尾陣営は 大角、好作、相良、岩山、岩川(俊)、緒方、内田、中馬と9人
高橋陣営は 榎、渡辺、真邉、小脇、岩川(卓) と6人
渡辺 博之は立候補を表明していた。
それでも二人は新人議員と若手に交渉の場を設けて説得に当たったようであるが、快諾は貰えないまま当日を迎えることとなる。
議会当日の朝のことで有る。
真邉は、高橋候補から「昨晩、石田尾候補に立候補を取りやめたことを告げました、従って立候補を辞めます」と言われ愕然としたという。
議会改革に望みを託し、ここまで努力してきたことを無にしないため、急遽本人が立候補を決めたという。
見上げた根性である。敬服に値する。
これらの人物が投票したであろうという結果である。
石田尾陣営 大角、好作、相良、岩山、岩川(俊)、緒方、内田、中馬、高橋と10票
真邉 真紀 渡辺(千)小脇、 と3票
渡辺 博之 榎 と2票
岩川たくのり 白票 と予想されるという。
このことが事実であれば言わしてもらいたい。
高橋候補、貴方を応援して努力した真邉、渡辺(千)に対して負けても立候補すべきではないのか?
ましてや貴方自身の票は真邉に投じるべきであり、石田尾に何故媚びなければならないのか?理解不能である。
白票を投じた、岩川たくのり君にも申し上げたい。
どちらにも良い顔をする上手をその若さで使うことにはガッカリである。
町議選の驚くべき得票から、このまま一気呵成に2年後の町長選に出馬させたいものだと考えていたが、少々期待外れである。しばらく勉強すべきである。
そのほかの役職をお知らせしておきます。
副議長 大角 利成 監査 相良 健一郎 議会運営委員長 日高 好作
総務文教常任委員長 中馬 伸一郎 産業厚生常任委員長 緒方 健太
これらの役職を約束しての取り込みだったことが解る。
相も変わらず不正擁護の議会運営が続くことで有ろう。役職のメンバーを見れば判然としている。
この記事へのコメント
こりゃまた見事に一杯食わされましたね。
期待はずれの岩川たくのり氏も結局は擁護派に回ることでしょう。
町内で『親分らに反旗を掲げるほど人間まだできてない』し、おそらく永遠に無理だと思います。「八分になる度胸がなけりゃ」ですよ。
全く擁護派のクズどもは『風呂場の黒カビ同然』で根が深いです。
高橋義友も大したことないですね。
議会の傍聴席には投票の行方を確認すべく、現職町長擁護派のお歴々が陣取っていたそうです。「してやったり」と言ったところでしょうか❓
議会が執行部の監視をすべき二元代表制なのに、これでは監視どころか、一心同体です。そのうち何かやらかしますヨ、長続きしないと思います。
選挙公報には、夫々の候補の美辞麗句が並んでいますが、保管していて検証しようと思っています。任期が終わるころには(鳥肌が立つ)候補者ばかりだと思います。何しろ自分の事だけで住民の方は向いていないのですから、、、、
何処の自治体もこんなもんでしょうか?屋久島町は特に下(げ)の感じがしますが。
パワフルな論調での貴重な情報、有難うございました。
真紀さん、相変わらず高潔で筋を通す行為、立派ですね、
引き続き頑張って欲しいです。
ところで岩川たくのり議員の白票ですが、私は勇気ある深謀遠慮な行為だと感じています。移住者ではない役場出身の若い新人議員、何かとしがらみがあるのでしょうが、石田尾議員に投票しなかったのは、あらゆる見地から深く考えた結果なのでしょう。
なかなかの逸材かと思われます。
ところで榎議員も、石田尾議員に投票せず自ら立候補したということでしょうか?
ならば榎議員も自主性ある立派な議員である(なった)方だと感じますね。
私としては、今までの議会と違ってた「新しい風」を感じます。
土壌は急には変わりません。芽生えが重要です。
鋭い分析に感服いたします。
私も同じ考え方を持たないわけでは有りません。只、私が現職のとき、真邉と一緒に不正を追及している時、現場の職員だったはずです。少し関心を持てば、正義を追及していることは聡明な彼のことですから、わかるはずです。
彼のホームページには「争いを止め、対話を、、、、」などと書いていることに不満があります。争いではないのです。それらのことを正しく理解していれば、真邉に1票を投じて当然という私の独りよがりの解釈もあります。
高橋氏、榎氏の二人には、今までの状況と違い期待するものがあります。
PONさんおっしゃる通り、一朝一夕には物事は進みません。少なくとも常識的な議員が6人~7人になりそうですから格段の進歩です。期待したいものです。
ご返答、有難うございました。
さて岩川たくのり議員ですが、彼の選挙公報にも「争いを止め、対話を、、、、」と書かれており、私は彼の若さと経歴、及び掲げられた筋の通った政策等から鑑みて、彼は是々非々で政策を進めるまっとうな政治家の資質がある若者だと感じました。
私が考えるまっとうな政治家とは、政治家間の政争に力を注ぐのでなく、有権者「全体」のために力を注ぐ人であり、政策本位で事の是非を判断して実行する人です。
当事者として、ヨカニせ様が争いという言葉に憤りを感じるのは理解できますが、それは言葉のあやであり、要は是々非々で協力して屋久島を良くしていこうという決意であると私は受け取りました。
比較的定例業務の多いヒラの役場職員業務と違って、政治の世界は一筋縄でいかない人治主義的な要素が強く、硬軟清濁使い分けて人を動かす必要があり、それが長けた人が力を発揮する世界なのでしょう。
その力学が働き過ぎているのが今の屋久島の議会の現状かと思います。
その中で、そういった力学を学びながらも、基盤として上記述べました正しい政治家の心を持つことが重要であり、それが無ければ単なる利権屋稼業に陥ることになるかと思います。
岩川たくのり議員は、そういった利権屋に陥ることが無い素養があるものと私は見ています。但し政治家になったばかりので、今後どういう色に染まっていくのか、ご本人の心がけと努力次第でしょう。
今の段階で彼の色を決めつけ、一方の方向に追いやることは建設的ではありません、彼にとっても一方的にそう思われるのは心外かと思います。
移住者でない役場出身の色々としがらみのある立場、今の段階では慎重な動きにならざるを得ないと思います。
何しろ、圧倒的な得票数を獲得して当選した町民期待の議員です。
暖かく見守っていこうじゃありませんか。。
私などこの年に至っても思慮の浅さはどうしようもございません。
まだ未知数の段階で、高評価では?と思う節もありますが、これだけの高い評価にご本人大変喜ぶ事と思います。
彼もこのブログの読者でもありますので、PONさんを紹介させていただいて、引き合わさせてください。そして日頃ご教授いただければ期待されるような政治家になることと思います。
ついつい長文、失礼いたしました。
高評価というよりも高期待ということですね、これは他の町民も同じなのではないでしょうか?
なお何の取柄も能力も無い私が、岩川たくのり議員に偉そうに教示するようなことは何もございません、ただ一人の町民として期待していると伝えて頂ければ十分です。
願わくば真紀さん達のように、改革!改善!の気持ちで取り組んで頂ければ幸いです、是々非々で。
お気持ちよくわかりました。
善良で、才能ある人間は、褒められたり、期待されると、それを裏切らないように行動をとります。
期待している人がここにもいるんだということを認識してもらえば、彼であればきっと答えてくれるはずです。そういった意味ではPONさんは貴重な存在です
生意気な容易ですが、一緒に育てていきましょう。
従ってまことに恐縮ですが、彼にPONさんの紹介をお許しください。
2年後の町長選挙に出るで有ろうと私の集落では噂しています。その為議員を敵に回すような議長選挙には出ないだろうと思ってました。
現職が4期目を目指していると言う情報があるので譲ったのでしょうか?
希望を持つのは誰しも自由です。
この私に、100メートルを10秒で走れるように、トレーニングをしなさいと言われるのと同じことのように感じます。
現職の4期目は考えられません。
4,5日前の実話です。私の知人が、白内障の手術の為に鹿児島の眼科に10日間入院した時の話です。同室の老婦人が声を掛けます。
「兄さんはどこから来たんですか?」「屋久島からです」「えーあの悪いことをした町長の町ですね、あんたたちも大変やなー」と言ったそうです。
これだけ多くの人に恥を晒しているにも拘わらず、出馬することは私には考えられません。ないでしょう。
岩川たくのり君の将来に大変期待しています。民主主義の賛成多数派の大政翼賛会とその議員とに対立しないことが肝要だと思います。対立しても未来は開けない。現町長は4期目をやるでしょう。彼らの集団に悪いことをしたと意識がありませんから常任の考えでは推測できないでしょう。
勝てば官軍と言うように、少数では何事も太刀打ちできません。
おっしゃる通りおとなしくするしか手は打てないようです。
しかし4期目は阻止しましょう。屋久島が無くなります。