青杉会の危うさ

屋久島町議会に「青杉会」という会派らしきものができたということは、昨年の町議会議員改選後に聞いている。
条件は、55歳以下の若手が対象だったそうである。
念のため対象者を列挙してみます。
(敬称略)
岩川 卓誉  内田 正喜  緒方 健太  中馬 慎一郎
相良 健一郎 真邉 真紀  渡辺 千護   の7名

真邉 真紀と渡辺 千護の二人は、そのような会派が出来たことを聞いて、「俺たちも55歳以下だけど、何故声が掛からないのか?」と尋ねたところ「君達二人は、来年の4月から入れます」と言ったという。
4月も過ぎて、今6月である。いまだに二人の入会の許可は下り無い。
要するに君たちは、「反対派だから入会させません」と言っているように感じたと、当人たちは言っている。
あなた方二人は、物事の善悪が判らないような会派に入会して、議員としての信用を失うようなことにならないように、入会しないほうが賢い選択です。

聞いたところでは、岩川 卓誉 議員が提唱者で、会派の会長であると聞いている。
何故の設立だったのか? 自分の将来に向けて、多くの若い議員を取り込んで、味方につけておこうとい深慮遠謀だろうとしか私には思えない。
確かに他の仲間にはあなたと違って将来首長になれるような資質の欠片も感じないし、また当人たちもその気はないものと思っている。(反対に回った他の議員も同じ)
しかし貴方は自分でも将来を見据えて意識している事でもあり、私も期待する一人である。しかし今回の百条委員会の否決は
会派がなんのためにあるのか、全くその存在意義が見えない。
政党を標榜しているわけではないから、考えや意見を同一にする必要は無いが、会派には議会内で、「活動を共にする」という命題がある筈である。
今回の百条委員会の設立議案にあなた以外は全て反対であった。正しいことの決定に行動を共にできない会派は必要ないし意味がない。また会派の長として、会員の指導、説得ができないようではその統率力が疑われる。
首長の道は極めて険しいとしか言えない。
会派の長を止めたうえ、会派を離脱すべきである。
そうで無ければ、町長から始まり、前副町長、元議長、前議長、一般職員までも及ぶ不正を「根絶するために調査しましょう」という提案を否決するような議員を仲間と呼ぶようでは、反って多くの仲間を失う結果になることは必定である。
いずれにしても、若さゆえの欠点(私の見た目)が勝っている現状では、まだまだ、勉強を必要とします。
期待しているだけに、嫌われるのを覚悟で苦言を呈した次第である。

追伸
後日、岩川 卓誉議員から直接電話をいただき、文中の訂正の要請があった。
「確かに会派の設立の提案は私だが、会派の会長は私では有りません」との事で有ったので、ここでお知らせいたします。
因みに会長は、緒方 健太議員だそうである。

この記事へのコメント

有権者1
2022年07月01日 16:44
どんな会派、連れを作ろうが個人の勝手です。

中立公正ならば「眞邉・渡辺両名が入会して」もおかしくないですよねぇ?

どうして入会させないのですか?問題ないでしょ?

入れられない理由があるなら「簡潔明瞭に説明すべき」でしょ?


将来を見据えてかどうかは知りませんが、「もしそうなら」それは結局自分のためって事じゃないんでしょうかね?

「有言実行不可」なら言わないことです、何に関しても…。
ヨカニセ
2022年07月03日 05:40
有権者1さん コメント有難うございます。
わざわざ「55歳以下」と言う括りをつけて提唱したのであれば、二人を入れて当然なことです。
善意に解釈すれば、新人でもあり、議会内の構図がまだわかってなかったのでしょう。ほかのメンバーには、正義を追及し改革派である二人は邪魔だったのでしょう。
それにしても、議員になるまでは現職の職員だったわけですから、屋久島町がどんな状態かと言う事は理解していたはずです。
これだけ問題山積の屋久島町の現状を放置するどころか、それに関与する者たちを擁護するようなメンバーの集まりに驚いて、何とか説得しようとしているのかもしれません。
それができないことは、そろそろ理解できそうなものです。
提唱者と言う責任を感じているのかもしれませんが、会派を抜けなければ、同じ仲間とみなされることは、そう遠いことでは有りません。
しばらく様子を見ることとしたいと思います。
有権者1
2022年07月03日 13:25
ヨカニセさん

元が「町の職員だったなら尚更、町議会の内部事情(構図)は熟知してる」のではありませんか?

選挙に出て当選してから「それらを知り理解したわけ」ではないでしょ?

以前から私は書いていますが『元の職場上長ほか上司などに反旗を掲げるのができるか?」です。
その相手方が公金横領着服などの不正行為をしてる面々でしょ?
本気でやり合う気があるのか、甚だ疑問です。

だったら『会を抜けるか2名の入会を強く提議行動すべき」じゃないですか?

町議だろうが区議だろうが公約遵守ができなきゃ「ウソつき」って言われるものですよ。

手強い相手にどれだけ動くのか? 期待しないけどお手並み拝見ですかね。
有権者1
2022年07月03日 13:30
追記します。

今の屋久島町政は不正の追及:擁護の二派です。

『岩川卓誉議員は一体、どっちの立場なのか明確にして欲しい!』

ただそれだけです!

長々な回りくどい言い回しも屁理屈も一切不要。

自身の立場を明確にして行動して欲しい、それだけですよ。
ヨカニセ
2022年07月05日 01:06
有権者1さんコメント有難うございます。
御腹立ちはよく理解できます。
私のように先の無い人間は気使いすることもなく、遠慮なく物事を追及することが出来ますが、若さゆえの遠慮があったりするのでしょう。
上を(?)目指すものはそうであってはいけないと思いますが、はっきりとした自分の立場を表明する確固たる信念がいまだ不足しているようには感じます。
物事の善悪は理解しているはずですから、よもや不正擁護派に加担することは無いと思いますが、現状が続くような「青すぎ会」はたとえ提唱者であっても解散すべきと思います。
有権者1さん、議員になって1年にも経たない時点で、全てを期待するのは無理だと思います。残りの3年間を見てみたいと思っています。
二期目の得票が、一期目と同じような結果が出れば、本物です。
有権者は見ていないようで見ていると思います。
ヨカニセ
2022年07月05日 05:09
有権者1さん   追伸
他の「青すぎ会」のメンバーの考えは不正擁護で今後も変わらないと思いますから、このままの形で存続するのか?抜けるのか?を決断することで今後が見えてきます。
何んの結論も見いだせず、このままの形であれば、もう答えは出てきたも同然です。見てみましょう!
有権者1
2022年07月05日 17:34
ヨカニセさん

ご返事ありがとうございます。

>議員になって1年にも経たない時点で、全てを期待するのは無理だと思います。

そうですかねぇ?
ではお伺いしますが「何年目に成れば自色を出す」のでしょうか?

町の正常化(清浄化)を目指すなら最初から立場を明確にすべきではありませんか?
最初からしない出来ない人が「その後突然に出来るはずない」と思いますが?
もし出すとしたら「いつ、何をきっかけに」ですか?

屋久島ポスト(6月29日記事)に「二枚舌で…」と出てましたね。
記事読んでそれこそ核心を突いてるなと思いました。

どんな事があっても「町議とて政治家の端くれ」です。
己がブレてどうしますか!
言動に一貫性のない者は信用するに値ないが主観です。

物事は何でも最初尾が肝心なんです、最初にコケたらお終いです。
有権者1
2022年07月05日 19:06
有権者は『即行動!』との期待から投票したのではないですか?
誰もが「期待して投票した!」のです。
町議一年生だから云々は詭弁に過ぎません。
腐りきった屋久島町政だからこそ「即、行動する人材が必要」です。

町議選挙は『町議養成のため』ではありません!
ヨカニセ
2022年07月05日 22:53
有権者1さんコメントありがとうございます。
おっしゃる通り、今回、彼が獲得した得票の中の大半は、今の腐りきった行政に対して<即行動>を<期待して投票した>ものだろうと思います。
それが出来てないではないか?という怒りの言葉だと思います。
私の答えは文中にも書いているように「若さゆえの欠点が勝っている」と記していますが、この一言に尽きると思っています。
将来は首長を見据えていることは確かですが、まだまだそれには経験と、研鑽が必要と私は感じています。
現在の屋久島町の議会の中から選ぶとすれば未来の逸材であることは確かです。そう言った意味でしばらく観察が必要だと思います。

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